高卒サラリーマンがねずみ講で30万円失った話①【出会い編】

みなさんは「ねずみ講」や「マルチ商法」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

SNSなどでもよく見かける言葉なので、存在自体は知っている人も多いと思う。
しかし実際に自分が関わることになるとは思っていない人がほとんどではないだろうか。

私もそうだった。

自分は絶対に引っかからないと思っていた。

しかし結果として私は騙され、30万円を失うことになる。

さらにその後、ぼったくりバーでも7万円を失うという、今思えば笑えない経験もした。

正直に言って、とても恥ずかしい体験だ。
しかしもう7年も前の話だし、今は反省もしている。

同じ失敗をする人が一人でも減ればと思い書くことにした。

※厳密にはねずみ講というよりマルチ商法に近いものだった可能性がありますが、
一般的にイメージしやすいため本記事では「ねずみ講」と表現します。
※これは21歳の頃の未熟だった自分の失敗談です。

簡単な自己紹介

高卒、中小企業の工場勤務、28歳。
資産1億円を目標としている。

ベトナム駐在3年目。

現在(2026年)の資産は1,600万円。

投資は新NISAとiDeCoでS&P500に投資している。

発信内容は主に資産形成、海外生活、旅行、健康など。

夢はブログ内容を書籍化することだ。

しかし、そんな私も昔はお金の知識が全くなく、典型的な情報弱者だった。

その象徴が今回の話である。

ねずみ講との出会い

2019年の年始頃のことだった。

なんとなく始めたマッチングアプリで一人の女性と出会った。
(ここではその女性をS氏と呼ぶ)

何通かメッセージをやり取りした後、

「CacaoTalkで話さない?」

と言われた。

アプリを持っていなかった私は、特に疑うこともなくインストールした。

友達登録後すぐ電話をした記憶がある。

メッセージの時は特に怪しい話はなく、お互いの仕事や生活について話していた。

しかし電話になると、

・仕事は満足しているか
・給料はいくらか
・将来不安はないか

などを聞かれた。

今思えば典型的なヒアリングだった。

当時入社して約3年。

私は仕事にも給料にも不満があった。

そのため正直に話してしまった。

S氏は東京で看護師をしており、

夜勤もあり大変なのに給料は思ったほどもらえない

と話していた。

私も工場勤務で夜勤があり、生活リズムが乱れるのが大変だった。

給料も決して高くない。

そんな共通点から、私たちはすぐに打ち解けた。

そしてS氏はこう言った。

「でもずっとこんな生活は嫌なんだよね」

そして続けてこう言った。

「最近、自分が働かなくてもお金が入る方法を始めたんだ」

いわゆるFIREのような話だった。

しかし当時の私はFIREという言葉すら知らなかった。

そんな夢のような話があるのかとワクワクした。

そしてこう言われた。

「もしよかったら話聞いてみない?」

私は迷わず、

「聞いてみたい」

と答えた。

今思えば完全にカモだった。

大半の人はこの時点で怪しいと気付くのだろう。

しかし当時の私は将来への不安もあり、藁にもすがる思いだった。

するとS氏はこう言った。

「今日の夕方会える?」

待ち合わせは新宿駅だった。

当時住んでいた場所から1時間半ほどかかったが、予定もなかったので会うことにした。

初めての対面

新宿駅で待ち合わせをした。

当時21歳の私に対して、S氏は2〜3歳年上だった。

プロフィール写真は顔ではなかったので、会うまで顔は知らなかった。

印象は細くて落ち着いた大人の女性という感じだった。

軽く挨拶をした後、S氏の提案で近くのミスタードーナツに行くことになった。

ドーナツとコーヒーを食べながら仕事の愚痴などを話した。

するとS氏が言った。

「私、このまま会社員やるの嫌なんだよね」

そして続けた。

「自分が働かなくてもお金が入る仕組みを作りたい」

今思えば典型的な勧誘トークだった。

しかし当時の私は夢のある話にしか聞こえなかった。

そしてこう言われた。

「もし興味あるなら紹介できるよ」

私はすぐに

「行ってみたい」

と言ってしまった。

完全に判断力がなかった。

オフィスへ向かう

S氏の案内でミスタードーナツから徒歩15分ほどの場所に向かった。

普通のアパートのような建物だった。

扉を開けると想像以上に広い部屋だった。

そして多くの人がいた。

ざっと見て50人ほどいたと思う。

初めての経験だったので強いアウェイ感があり異様な空気だった。

そこが彼らの拠点だった。

S氏は何人かに私を紹介した。

彼らはS氏の先輩や上司らしかった。

全員身なりがよく、高そうな服を着ていたので

私はここで成功している人たちなのだろうと思った。

完全に演出に飲まれていた。

その後ホワイトボードの前に並べられたパイプ椅子の場所へ案内された。

そこにはすでに多くの人が座っていた。

どうやら私のように初めて来た人と紹介者だった。

数分後、一人のスーツの女性講師が前に立った。

ここから私は、この組織の内部を知ることになる。

そして後に30万円を支払うことになる。

さらに友人を勧誘してしまい、後悔することになる。

しかしその時の私は、まだそれを知らない。

次回は、この場所で行われた勧誘の内容と、内部の仕組みについて書こうと思う。


次回:勧誘編はこちらから↓

高卒サラリーマンがねずみ講で30万円失った話②【勧誘編】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA